FIT チャリティ・ラン(英名:Financial Industry in Tokyo For Charity Run)は、地域に根ざした、社会的に意義ある活動をしているものの、認知度等の問題により十分な活動資金を確保できていない団体への寄付を通じて、社会貢献を行います。また、FIT チャリティ・ランは、業界のより多くの人に地域活動団体を支援する機会を提供するとともに、チャリティ・イベントや地域活動団体への参加を呼びかけることによって社会貢献に努めます。
FITチャリティ・ランは2005年に活動を開始しました。私たちが働き、生活を営む社会の役に立つ活動に業界全体で取り組むことを目的とし、金融サービスおよび関連事業を展開する企業で働く有志が設立し、運営しています。さらに、金融業界が一丸となって社会貢献に取り組む姿勢を示すこと、各企業・グループ内でチームワークを強化すること、業界内のつながりを促進することなども活動の目的に掲げています。
「第1回FIT チャリティ・ラン」は2005年9月4日(日)、皇居周辺において開催されました。金融サービスおよび関連事業を展開する企業で働く社員とその家族、友人ら約1,500人が、ランナー、ウォーカーまたはボランティアとしてイベントに参加しました。参加企業数は50社を超え、このイベントによる収益金は約1,700万円に上りました。第1回の成功が大きな反響を呼び、続く第2回(2006年)・第3回(2007年)まで規模・参加者数ともに前年に比べ倍増しました。その後の大会においても、寄付金・参加企業が増加した他、参加者も高水準となるなど、順調に推移しています。
2011年は関東を拠点として社会的意義ある活動に取り組む団体の支援に加え、東北もしくは関東を拠点として東日本大震災によって被害を受けた東北地域に対し継続的な支援を提供する10の非営利団体を支援しました。
2012年以降は本来の活動目的に立ち返り、関東にて活動を行う非営利団体(2022年は8団体)を支援し、参加企業79社、参加者4,667名、寄付金総額は約5,480万円にのぼりました。
FITチャリティ・ランは、業界内においても認知度を上げてまいりましたが、このイベントの成功は、金融サービスおよび関連事業を展開する企業やその社員が地域社会の一員として社会貢献に取り組んでいることを示すものとなっております。今年も、多くの企業や社員の皆さまにご参加いただけますように、皆さまのご理解とご協力をお願い申しあげます。
今年のFITチャリティ・ランの詳細は、「今年のラン」ページをご確認ください。